マインドフルネスのルーツは『アーナパーナサティ・スッタ』(出入息念経)という経典にあります。
お釈迦様の悟りに至るまでの方法論のひとつです。この瞑想法はお釈迦様が悟ったときの瞑想のひとつですから
あらゆる問題を根本的に解決し真の幸福を約束します。
この瞑想法と出会えた≪縁≫は何ものにも代えがたいものです。
最近マインドフルネスに対する関心が医学、心理学、教育、スポーツ、ビジネスなど多くの領域で高まり研究がすすめられています。
膨大な科学的研究がマインドフルネスが心身の健康に良い利点があるということを明らかにしています
Googl インテル アップル IBM スタバなど米国大手企業の社内プログラムとしても採用されています。いま注目の瞑想法です。
では「マンドフルネス」とは何でしょうか?
「いまこの瞬間に完全に意識を向けること」「批判や判断のない気づき」
マインドフルとは「気づき」=「念」 sati(サティ) 自覚 集中 覚醒
反対の「マインドレスネス」とは注意散漫、無意識的な状態、ぼんやりしている状態
過去や未来に心が飛んでいて、思考の世界に巻き込まれている状態
「いまここ」の現実とのつながりが失われていて、そのことにも気づいていない状態
わたしたちは多くに時間をマインドレスネスの状態で生きているので
瞑想はマインドフルネスの状態にもっていくための練習、トレーニングに相当します。
その方法はとてもシンプルです。「姿勢を正して呼吸に意識を向けるだけ」
そんなシンプルな瞑想ですが実際にはじめてみるといろいろな問題に遭遇します。
眠くなる 足や腰が痛くなる 退屈 つまらない 意味がないと感じる
呼吸が感じられない 考え事ばかりで集中できない 忙しくて時間がとれない
家では落ち着かない 自分は瞑想には向いていない このやり方でいいのかわからない etc
そうやって瞑想から離れてしまうのはとても残念なことです。
ちょっとした誤解を解くことやちょっとした工夫で問題を解決して瞑想とのご縁をしっかりつなぎとめましょう。
人生には晴れの日もあれば嵐の日もあります。いやだといっても、それは避けることはできません。
「生老病死」という人生の苦悩の波からはだれも逃れることはできません。
だから「瞑想」という船に乗って波を乗り越える方法を学びましょう。
そうすればどんな波がきても大丈夫。どんな波ものりこえていくことができるようになります。
ご縁のある方との船旅を楽しみにしています。